野口健(のぐちけん)ごきげんよう27

 登山家の野口健(のぐちけん)さんが、ごきげんようで言っていた事。
サイコロトーク COROZOクエスチョン
●山を登っているときは何を考えている?
 「やっぱ辛いんですね、だから、登って早く帰る。帰ったあとですね、あとは風呂なんですよ、風呂入りたくてしょうがない。2ヶ月風呂入ってないんで。
 あとね、冷えてるんで、なんか触る、人肌に飢えるんですよ。なんて言うんですか、寝袋で寝てる時に気づいたらですよ、自分でこう入れてるんですよ。なんか服に手入れて、これがなんかホッとするんですよ。
 ふっと気づくと手があるから、お前あっち行けよみたいな。また気づくとまた入るんですよ。
 変になったのかなと思って、みんなに聞いたら、『実は健ちゃん、俺もそうなんだ』って、みんなそうなんですよね」
●家族に山登りは危ないから止めてと言われない?
 「最初はあったんですよ。結婚して翌年ヒマラヤに行った時に、遭難騒ぎになったんですよ、山頂立ったけど、悪天候になりましてね、下山がなかなか出来なくなって、連絡できなかったんです。
 何時間経っても電話かかってこないんで、『あ、やっちゃった』みたいな。で、スタッフが、誰かがネパール行って遭難の発表をしなくちゃいけないってなってたんですよ。
 帰ってきたら、結婚した直後だったんで。でもね、そのあとから家に帰ると、スーツ来て待ってるんですよ。
 この日と誰かなって思ったら、生命保険の人だったんですよ。1社2社、しょっちゅうですよ、帰る度にいるんですよ。3人、4人、最後僕15社ですからね、生命保険。
 上さんに『俺もうエベレスト、ヒマラヤ止めようかな』って言ったら、普通だったら『あなた頑張ったわ』ってなるじゃないですか。
 『山に登っているあなたが好き』って言いながら、その裏にね、『お前生命保険だろ』みたいな」

野口健(のぐちけん)ごきげんよう2009年2月27日放送
発言29
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